とにかく雨が多い高知。豊臣時代の領主・長宗我部元親が、高知城の前身・大高山城を整備しようとするも水害が多くて断念したくらいです。ということで、次の領主、山内一豊が完成させた高知城には、石垣を雨水から守るための工夫が見られます。まずそもそも野面積みばかりなのは、水はけが良いからです。また排水を石垣の外に放出するための石樋が16カ所確認されています。しかも排水が石垣に直接かからないように石樋が長く突き出しており、さらにその下には排水を受ける敷石を配置するという徹底ぶりです。
※ 読み:長宗我部元親⇒ちょうそかべもとちか