南北朝時代に赤松氏が築いたものがはじまりとされています。その後、羽柴秀吉が毛利攻めの際に三重天守を築いて城郭としての基礎を整え、姫路城と名づけました。関ケ原の合戦後、池田輝政が城主となると、9年にも及ぶ大増築がおこなわれ、現在のような美しい姿となりました。遺構の状態は奇跡的なほどに良好で、本丸・二の丸・西の丸の建造物のほとんどが現存。国宝は8棟、国重要文化財は74棟にもなります。平成五年には奈良の法隆寺と共に日本初の世界文化遺産に登録されました。
兵庫県姫路市本町68
時間|9:00~17:00(入城は16:00まで)
休日|12月29日・30日